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清水家文書
 清水家初代は尾張国(現愛知県)の浪人であった辻庄左衛門で、のち越前国府中(現武生市)に移り、慶長年中(1596〜1614)に前田利長のあとを慕って、越中国氷見に移住して町人となった。後、二代目が町人召し寄せに応じて高岡の「通り弐番町」(現守山町)に引越し、槙屋九郎右衛門と名乗り、御荷物宿を仰せ付けられました。薬種業は元禄元年(1688)、御馬出町において三代藤右衛門が建部道順(佐渡養順の二代目)の口入れをもって薬種商土井屋の仕事を買受け、槙屋の屋号で御馬出町で開店したのが始まりである。
  清水家に伝わる古文献は270点(523冊)に及び、薬学関係の書物のほか、医学、文学、教育、教養関係など多岐にわたる書物が代々受け継がれてきた。平成7年に清水幸次氏(15代)より寄贈された。

清水家
文書一覧(資料数 20点)
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画像 文書名(及 副書名・巻次・版・巻題・内容) 著者・差出人 出版元 版年 ページ数 大きさ
医事漫録 2
清水梅顛/書     32丁 24x18(cm)
宇良葉
宗祇/著   79丁 20x14(cm)
蝦夷国全図
      1枚 54x80(cm)
廣千字文
銭嘯楼/著 恬澹窩 文政2(1819) 13丁 19x13(cm)
女用文章綱目 上
      24丁 26x18(cm)
わしのふる巣
歩蕭/編 京都 蕉門書林 文化13(1816) 23丁 23x16(cm)
正音千字文
土田親命/著   天保9(1838) 16丁 23x16(cm)
唐詩選墨本 下
東宿澤致/校定 東都 嵩山房 宝暦7(1757) 49丁 23x16(cm)
日習堂診候大概 附常用方彙
坪井信道/著、清水梅顛/写     40丁 24x18(cm)
日習堂方府
坪井信道/著、清水梅顛/写     8丁 24x18(cm)
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