■文書名 |
香鼠考(麝香鼠) |
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■よみ |
コウソコウ(ジャコウネズミ)
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■著者・差出人 |
佐渡三良/録
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■版年 |
安政3(1856)
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■ページ数 |
2丁 |
■大きさ |
25x18(cm) |
■請求番号 |
佐渡家 107 |
■解説 |
安政3年(1856)2月、砺波郡岡村与右衛門の飼猫が鼠を捕らえて来たところ、一室に香気が充満した。猫は鼠を食い尽くして股脚のみを残した。これを拾取して調べた結果、香鼠。和名、ジヤコウネズミと判明。其の大きさは3寸許りで、香気は麝香に似ている。長崎に多く、其の居処には常に香気がある。本邦にて麝香鼠と呼び、昔、シャム船によって到来し、繁育したものとみられる。
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