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▲高岡大仏 |
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◆高岡大仏 |
高岡大仏が最初に作られたのは、延享2年(1745)のことである。坂下町の極楽寺の弟子であった良歓の発願により、金箔塗りで約6メートルの大きさの木造阿弥陀如来坐像が建立された。
ところが文政4年(1821)の高岡大火で焼失したため、20年後の天保12年(1841)に再興された。さらに、明治33年(1900)の高岡大火で再び焼失し、現在の大仏は定塚町の松木宗左衛門が中川原町の荻布宗四郎らの協力により、各地を勧進して得た浄財で昭和8年(1933)に完成したものである。二度の火災から蘇った大仏様は、地場産業を活かして金銅製となり高岡市民を見守っている。 |
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