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証文の事
■文書名 証文の事 証文の事
■よみ ショウモンノコト
■著者・差出人 田子屋庄兵衛ほか組合五名
■版年 安政6(1859)
■ページ数 1枚
■大きさ 24x36(cm)
■請求番号 坂下町 337
■解説  片原町角、山等引通路の証文。
 安政6年(1859)未11月
 田子屋庄兵衛他組合5名連印 坂下町町頭衆宛
 「田子屋庄兵衛の横手の小屋根が、山車運行の障りになるので取外しましたが、商売店のことなので、吹雪く時には大変困るものですから、元のように取りつけたくお願いしたところ、御聞届いただき有難く存じます。それについて、以後、錺山等引通る時は仰せの通り何時でもきっと取外しますので、後年の爲、組合の者連印の上この如くでございます。」
 と、坂下町の町頭へ差出した証文。
 狭い道巾の中、山車を大切に思っていた町民の心意気を示すものである。
 
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