逸見家文書
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逸見家初代は飛騨高原城(現神岡城)代逸見内匠頭重綱である。高原城は室町幕府九代将軍足利義尚に攻められ、重綱は越中三本松(高岡市二塚)で帰農して澤田孫右衛門重綱と改めた。
元和元年(1616)、5代目九左衛門が逸見を名乗って高岡の守山町(現高岡信用金庫本店地)に移住し、高原屋と称して蔵宿(藩士の俸給である米の運搬・保管・販売などにより、蔵敷米という販売手数料をえる)を営み、町役人も務めた。14代文久郎は勤皇の志士であった。
逸見家に伝わる古文書は60点(81冊)で、蔵宿営業に関する記録が多く、そのほかにも加賀藩重臣の高岡休泊時の記録、紅方仕法、北海道開拓に関する雑記などがある。当館に寄贈された年代は伝わっていない。
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逸見家のあった所
(高岡信用金庫本店)
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文書一覧(資料数
5点) |
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